会社のホームページの作り方は4つ?自作と外注の選び方を解説

会社のホームページの作り方は4つ?自作と外注の選び方を解説

会社のホームページをこれから用意しようとして、何から手をつければよいか分からず、止まっていませんか。自分で作れば安いのか、外注すべきか、判断の物差しがないまま見積もりが増えるばかり。

ホームページの作り方は、大きく4つ。作成ツール・CMS・フリーランス・制作会社です。この4つを自作と外注に整理し、自社に合う道を選べるようにまとめました。

取引の前に、相手はまず会社サイトを見ます。従業員100人以上の企業を対象とした調査では、自社サイトの開設率は93.3%に達しました。出典:総務省「令和7年通信利用動向調査報告書(企業編)」

大きな会社では、サイトはほぼ標準です。小さな会社でも、名刺代わりの一枚として持っておく意味は変わりません。

最初に決めるのは、ツールではなく「何のために作るか」。予算の物差しは、後の費用の章で一緒に考えます。

この記事でわかること
  • 会社のホームページの作り方4つ(作成ツール・CMS・フリーランス・制作会社)の特徴と費用感
  • 自作と外注を4つの物差しで選び分ける方法
  • 外注する前に書面で確かめておきたい契約の3点
  • 企画から公開までの手順と、先にそろえる素材・原稿
目次

会社のホームページを作る前に決めておく3つのこと

相談者

作る前に決めておくことって、そんなに大事なんですか?

編集長

はい。目的があいまいなまま進めると、作り直しや追加費用の原因になります。

ホームページ作りでつまずく原因の多くは、目的があいまいなまま制作に入ることです。目的が決まっていないと、載せる情報も、かける費用も、依頼先の選び方もぶれます。作り直しや追加費用の多くは、この詰めの甘さから生まれます。

予算の物差しは費用の章で扱うとして、ここでは中身に関わる3つを言葉にしておきましょう。

目的が2つ以上あるなら、トップで最初に見せる1つを決める。それが全ての優先順位になります。

何のために作るのか目的をはっきりさせる

会社サイトの目的は、大きく分けて集客・採用・信頼づくりの3つです。新規の問い合わせを増やしたいのか、求人の応募を集めたいのか、取引前の信用確認に使うのか。目的しだいで、力を入れるページも文章のトーンも変わります。

集客が目的なら、サービス紹介と問い合わせ導線を厚く。採用が目的なら、社員紹介や職場の写真が主役になります。信頼づくりが目的なら、会社概要と実績で足場を固めます。

まずは一番の目的を1つ選び、二番目・三番目を添える形にすると、あとの判断が速くなります。

誰に何を届けるサイトかを言葉にする

誰に見てほしいかを具体的にすると、必要な情報が決まります。想定する読み手が既存の取引先か、まだ会社を知らない新規客か、応募を検討する求職者かで、必要な情報は大きく変わります。

相手が知りたいことを先回りして載せれば、電話やフォームが動きます。逆に、自社が言いたいことだけを並べると、読み手はそっとページを閉じます。

どんな相手に、何を感じて、どう動いてほしいか。これを一文で書き出しておくと、制作会社への説明にもそのまま使えます。

会社サイトに載せるページを洗い出す

業種を問わず用意しておきたい定番ページがあります。先に全体像を決めておくと、原稿づくりや見積もり依頼が進めやすくなります。代表的な構成は次のとおりです。

ページ主な役割
トップ会社の第一印象と各ページへの入り口
会社概要所在地・沿革・代表者など基本情報で信用を示す
事業・サービス提供内容と強みを具体的に伝える
実績・お客様の声取引例や導入例で判断材料を与える
採用情報募集要項と職場の雰囲気を伝える
お問い合わせ電話・フォームなど連絡手段をまとめる
プライバシーポリシー個人情報の扱いを明記して安心感を示す

すべてを一度にそろえる必要はありません。まずはトップ・会社概要・事業・問い合わせの4ページから始め、実績や採用は運用しながら足す形でも十分です。

会社のホームページの作り方は4つ?種類と特徴を比べる

相談者

4つの作り方は、どこで見分ければよいですか?

編集長

費用を抑えられるか、一人でも運用を続けられるか、の2点で比べると選びやすくなります。

会社のホームページの作り方は、大きく4つです。作成ツールで自作、WordPressなどのCMSで自作、フリーランスに依頼、制作会社に依頼。この順で、初めての一社が現実に検討しやすいように並べます。

並べる基準は2つ。①費用を抑えられるか、②一人でも運用を続けられるか、です。まず全体像を表でつかんでから、それぞれの中身を見ていきましょう。

作り方費用の目安期間の目安自由度向いている会社
作成ツールで自作低い数日〜数週間低〜中まず名刺代わりに用意したい
CMS(WordPress)で自作低〜中数週間〜高い自分で更新して育てたい
フリーランスに依頼1〜2か月ほど中〜高予算を抑えつつ任せたい
制作会社に依頼高い2〜4か月ほど高い品質と信頼感を重視したい

費用と期間の目安は、各社の公表情報や一般的な事例にもとづく参考値で、公的な統計ではありません。依頼先ごとの具体的な相場は、費用を専門に扱った関連記事で確かめてください。

自作は時間と手間で費用を下げ、外注はお金で品質と時間を買う。この2択がすべての土台です。

ホームページ作成ツールで自分で作る

作成ツールなら、デザイン知識がなくても画面の案内で進められます。用意されたデザインに文字や写真を入れるだけでサイトが作れます。サーバー契約やソフトの知識は不要です。

無料で試せるプランもあります。ただし、独自ドメインの利用や広告の非表示は有料プランが前提のことが多く、本番の会社サイトなら有料プランを見込んでおくと安心です。

同じ作成ツールでも、狙いによって向き不向きがあります。

  • ペライチ:1ページ完結の名刺代わりのサイトを手早く作りたいとき。
  • STUDIO:デザインの自由度が高く、見た目にこだわりたいとき。
  • Wix・Jimdo:多機能なテンプレートで、複数ページを一通りそろえたいとき。

作業量の目安は、1ページの名刺代わりサイトで実作業10〜20時間ほど。数字は参考値です。凝ったレイアウトや独自の仕組みには向きませんが、とにかく早く安く公開したいなら第一候補になります。

WordPressなどのCMSで自分で作る

WordPressは、記事や実績を自分で追加・更新しやすいのが特徴です。世界で最も広く使われているサイト構築システムの一つで、自由度が高いのが持ち味です。

独自ドメインとレンタルサーバーを契約し、テーマと呼ばれるデザインの型を選んで組み立てます。作成ツールより手間はかかりますが、その分デザインや機能の自由度は高くなります。作業量の目安は、ゼロから学びながらで実作業30時間以上。数字は参考値です。

注意したいのは、公開後の管理がすべて自己責任になる点です。セキュリティ更新・バックアップ・改ざん対策を自分で続ける必要があり、放置すると乗っ取りや改ざんの恐れがあります。社内でお知らせやブログを更新し続けたい会社に向いた方法です。

フリーランスに依頼する

フリーランスなら、制作会社より安く、自作より高い品質をねらえます。窓口が担当者一人なので、やり取りが速く、要望も伝わりやすいのが利点です。

一方で、対応できる範囲や品質は個人差が大きく、見極めが難しい面があります。実績やポートフォリオを確認し、連絡の取りやすさもあわせて判断しましょう。

発注前に確かめておきたいのが、相手の事業者区分です。相手が課税事業者か免税事業者かで、支払い時のインボイス(適格請求書)の扱いが変わります。税務の細部に踏み込む必要はありませんが、区分だけ先に聞いておくと、経理でのすれ違いを避けられます。

制作会社に依頼する

制作会社は、企画からお運用までをチームで担い、品質と安定を見込めます。戦略設計や写真撮影、原稿作成まで任せられる会社も多く、社内に人手がなくても形にしやすいのが強みです。

金額の幅は大きいので、複数社から見積もりを取り、対応範囲をそろえて比べます。安さだけで選ぶと、追加費用でかえって高くつくこともあります。信頼感を重視する会社や、公開後の運用まで任せたい会社に向いています。

自作と外注はどちらを選べばよいか

相談者

自作と外注、結局どちらを選べばよいのでしょう?

編集長

予算・時間・品質・更新体制の4つで測り、自作寄りが3つ以上なら自作から試すのがおすすめです。

4つの作り方を、もう一段シンプルに「自作か外注か」で捉え直すと、判断が楽になります。自作は費用を抑えられる代わりに時間と手間がかかり、外注は費用がかかる代わりに品質と時間を買えます。

どちらが向くかは、次の4つの物差しで測れます。

判断の物差し自作が向く場合外注が向く場合
予算費用をできる限り抑えたい品質に相応の予算を割ける
かけられる時間自分で手を動かす時間がある本業に集中して早く公開したい
求める品質まず情報が伝われば十分信頼感やデザインを重視する
更新体制自分で更新し続けたい更新も含めて任せたい

「かけられる時間」は、各作り方で示した作業時間の目安を、自分の1週間の空き時間に当てはめると測りやすくなります。

4つのうち3つ以上が自作寄りなら、まず作成ツールやWordPressで試す価値があります。逆に外注寄りが多いなら、無理に自作せず外注を前提に進めたほうが、結果として手戻りは減ります。

迷うときは、自作で下書きを作ってから外注に出す折衷案もあります。伝えたい内容が整理でき、見積もりの精度も上がります。時間はかかりますが、費用と品質の両取りをねらえる現実的な進め方です。

4つの物差しのうち3つ以上が自作寄りなら自作から、そうでなければ外注から。

外注するなら契約前に確認する3点

相談者

外注するとき、契約前に何を確かめればよいですか?

編集長

名義・制作データの納品・保守契約の条件の3点を、書面で確認しておくと安全です。

まず結論から。ここで挙げる3点を書面で示せない会社とは、契約を見送って構いません。外注の失敗は、契約後に「それは別料金です」「データはお渡しできません」と分かる形で起きるからです。着手前に、次の3つを見積書や提案書で確かめてください。

  1. ドメインとサーバーの名義:自社の名義で契約・所有できるか。制作会社の名義のままだと、解約したとたんにサイトごと引き取れず、URLも含めて作り直しになりかねません。
  2. 制作データの納品:デザインの元データやサイト一式を受け取れるか。渡されないと、他社への乗り換えも、自社での手直しもできなくなります。
  3. 保守契約の条件:毎月の費用と対応範囲、最低契約期間と解約の条件。ここがあいまいだと、解約したくても縛りで動けません。

3つに共通するのは、会社サイトの所有権を自社に残せるかという一点です。相性や金額の前に、まずこの土台を確かめておくと、乗り換えの自由が守れます。

名義・データ・解約条件。この3つを書面で取れない相手とは、契約しないほうが安全です。

会社のホームページ制作にかかる費用の考え方

相談者

費用は、金額のどこを見れば比べやすいですか?

編集長

作るための初期費用と、公開後も続く維持費に分けて、数年分の総額で見ると比べやすくなります。

費用は、依頼先しだいで無料から150万円以上まで開きます。だからこそ、金額そのものより「何を含む金額か」を先に見るのが大切です。

考え方はシンプルで、費用は初期費用と、毎月かかる維持費の2つに分けて見ます。初期費用は作るためのお金、維持費はドメイン・サーバー・保守など公開後も続くお金です。

自作なら初期費用を抑えられる代わりに手間がかかり、外注なら初期費用が上がる代わりに手離れがよくなります。

同じ依頼先でも、テンプレートを使うか、戦略設計から作り込むかで金額は大きく動きます。見積もりを比べるときは、金額だけでなく対応範囲をそろえて見てください。

依頼先ごとの具体的な相場と内訳は、費用を専門に扱った関連記事でまとめています。ここでは「初期と維持の2本立てで、数年分の総額で判断する」という見取り図だけ押さえておけば十分です。

初期費用と、毎月かかる維持費。この2つを分けて、数年分の総額で比べます。

企画から公開までの制作手順と用意するもの

相談者

制作でつまずきやすいのは、どの段階ですか?

編集長

原稿と写真の準備の遅れです。ここが公開日を左右するので、早めにそろえておきましょう。

作り方と予算が決まったら、いよいよ制作です。全体の流れを先につかんでおくと、途中で慌てずに進められます。会社のホームページは、企画から公開まで大きく5つのステップで進みます。

つまずくのは制作の腕ではなく、原稿と写真の準備の遅れ。ここが公開日を決めます。

目的設定から公開までの5ステップ

制作の全体像は、5つのステップで進みます。

  1. 目的とターゲットを決める(何のために・誰に向けて作るか)
  2. サイトマップを作る(載せるページと構成を一覧にする)
  3. ワイヤーフレームとデザインを固める(各ページの配置と見た目を決める)
  4. 原稿と素材を用意し、サイトを構築する(文章と写真を入れて組み立てる)
  5. ドメイン・サーバー・SSLを設定して公開する(動作を確認して公開する)

自作でも外注でも、この流れは基本的に変わりません。外注なら2〜4を制作側が担い、依頼主は目的の共有と原稿・素材の提供、各段階の確認を受け持ちます。

期間の目安は、作成ツールで数日〜数週間、制作会社で2〜4か月ほど。いずれも参考値です。余裕を持った日程を組むと、公開直前の慌てを防げます。

公開に必要なもの(独自ドメイン・サーバー・SSL・CMS)

サイト公開に必要な4つの土台があります。それぞれの役割を押さえておきましょう。

  • 独自ドメイン:サイトの住所にあたるURL。自社名を含む形にすると信頼感が高まります。
  • レンタルサーバー:サイトのデータを置く場所。表示速度や安定性に関わります。
  • SSL:閲覧者との通信を暗号化する仕組み。詳しい役割は次の信頼の章でふれます。
  • CMS:サイトを作り、更新する仕組み。WordPressが代表例です。

作成ツールなら、これらがまとまって用意され、個別の契約は要りません。ただし独自ドメインの利用や広告の非表示は有料プランが前提のことが多く、本番の会社サイトなら有料プランを見込みます。WordPressで自作する場合は、ドメインとサーバーを自分で契約します。

先にそろえておく素材と原稿のチェックリスト

制作をスムーズに進める鍵は、素材と原稿を早めにそろえることです。着手前にそろえたいものはこの6つ。ここが遅れると、公開日がずるずる延びます。

  • 会社の基本情報(所在地・電話番号・沿革・代表者名)
  • ロゴデータ(できれば背景が透明なもの)
  • 事業・サービスの説明文と、伝えたい強み
  • 実績や取引例、あれば写真や図
  • 会社の外観・社員・商品などの写真
  • 問い合わせ先(電話番号・メール・フォームの項目)

写真がなければ、外注時に撮影を頼めるか確認しましょう。素材がそろっているほど、見積もりも下がりやすくなります。

信頼される会社ホームページにするために外せないこと

相談者

信頼されるサイトにするには、何から手をつければよいですか?

編集長

スマホ表示・通信の安全・会社情報の3つが土台です。デザインより先に固めましょう。

せっかく作るなら、見た相手に安心してもらえるサイトにしたいものです。信頼を左右する要素は、実はいくつかに絞られます。デザインの巧拙より先に、まず土台を固めましょう。

デザインの前に、スマホ表示・通信の安全・会社情報。この3つが信頼の土台です。

スマートフォンで見やすいレスポンシブ対応にする

会社サイトは、スマートフォンで見られる前提で作ります。令和7年の調査では、世帯のスマートフォン保有割合が91.8%と、パソコンの64.4%を大きく上回り、9割を超えました。出典:総務省「令和7年通信利用動向調査の結果(概要)」

数字が示すのは、スマホがネット接触の主役になったという事実です。会社サイトもスマホ表示を前提にするのが自然で、取引先や求職者がスマホで会社を調べる場面も、一般的な行動として増えています。

画面幅に合わせて表示が整うレスポンシブ対応にしておけば、パソコンでもスマホでも読みやすくなります。作成ツールや近年のWordPressテーマは、標準で対応しているものがほとんどです。

SSLで通信を暗号化して安全性を示す

SSLを導入すると、URLがhttpsで始まり、ブラウザに鍵マークが表示されます。サイトと閲覧者のあいだの通信を暗号化する仕組みです。

未対応のままだと、ブラウザに「保護されていない通信」と警告が出て、それだけで不信感につながります。せっかくの第一印象を、技術的な設定ひとつで損なうのはもったいないところです。

多くのレンタルサーバーや作成ツールでは、SSLを無料で設定できます。公開前に、自社のサイトがhttpsで表示されるかを確かめておきましょう。

会社概要と問い合わせ先で安心感を出す

所在地・代表者・設立年・事業内容がそろっていると、安心感が生まれます。取引を検討する相手は、まず会社概要を確認します。

あわせて、問い合わせ先を分かりやすく置きましょう。電話番号とフォームの両方を用意し、どのページからも迷わずたどり着ける形にします。

情報が少ないサイトは、それだけで候補から外れることがあります。正確で新しい情報を載せることが、いちばんの信頼づくりになります。

公開後の運用と集客はどう始める?

相談者

公開したあとは、まず何をすればよいですか?

編集長

無料の解析ツールを入れることと、月に1回でも更新を続けることの2つから始めましょう。

まずやることは2つだけ。無料の解析ツールを入れることと、月に1回でも更新を続けることです。ホームページは公開してからが本番で、作って放置すると情報が古くなり、かえって信頼を損ないます。

公開はゴールではなくスタート地点。解析と月1更新だけ、まず続けてみませんか。

アクセス解析と検索エンジンの初期設定をする

GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールは、どちらも無料です。どれだけ見られているかを測る仕組みを入れましょう。

アナリティクスで訪問数や閲覧ページを、サーチコンソールでどんな検索語から来たかを確認できます。数字が見えると、次に直す場所が具体的になります。

公開直後に設定すれば、初日からのデータが残ります。後から入れると、その間の記録は取り戻せません。だからこそ、公開の日にあわせて先に入れておくのが得策です。

更新を習慣にして少しずつ育てる

情報発信を続けると、検索からの流入が育ちます。お知らせや実績、よくある質問を、無理のない範囲で足していきましょう。

検索対策の基本は、読み手の疑問に丁寧に答えるページを積み重ねること。出典を明示した誠実なページは、検索エンジンやAIによる検索でも引用・参照されやすくなります。SNSと組み合わせれば、公開直後の認知も補えます。

更新は、まず月に1回でも構いません。自社で手が回らなければ、更新だけを外注する手もあります。本業に集中しながら、サイトを新しく保てます。

会社のホームページ作りに補助金は使える?

相談者

会社のホームページに補助金は使えますか?

編集長

使える場合があります。ただし販路開拓が目的のサイトが対象で、会社案内だけのものは対象外です。

使える場合があります。代表的なのが、小規模事業者持続化補助金です。ただし、会社サイトなら何でも通るわけではありません。

この補助金の「ウェブサイト関連費」は、それだけでは申請できず、ほかの経費と組み合わせて申請します。補助の対象になるのは販路開拓を目的としたサイトで、単なる会社案内だけのものは対象外です。

補助額にも上限が設けられています。出典:全国商工会連合会「小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)第18回公募 公募要領」

上限額や補助率、対象の細かな条件は、公募の回ごとに見直されます。金額を前提に計画を立てる前に、最新の公募要領で確かめてください。

補助金の詳しい要件と申請の流れは、費用と補助金を扱った関連記事で解説しています。実際に使えるかは、自社の目的を固めたうえで、地域の商工会議所や商工会に「このサイトは販路開拓に当たるか」と具体的に相談するのが確実です。

補助金は販路開拓のための制度。会社案内だけのサイトは、そもそも対象になりません。

まとめ

  • まず目的を決める:集客・採用・信頼づくりのどれを一番にするかを1つ選び、載せる情報と依頼先を決める。
  • 作り方は4つ:作成ツール・CMS・フリーランス・制作会社。自作は時間で費用を下げ、外注はお金で品質と時間を買う。
  • 外注は契約前に3点確認:ドメインとサーバーの名義・制作データの納品・保守契約の条件を、書面で確かめる。
  • 公開後が本番:無料の解析ツールを入れ、月1回でも更新を続けて、サイトを少しずつ育てる。

ここまでで、4つの作り方と選び方、費用や手順を見てきました。最後に、今日動くための一歩を決めましょう。

外注を考えるなら、1社に絞る前に、対応範囲と金額をそろえた条件で2〜3社に相見積もりを取ります。このとき、先ほどの「契約前に確認する3点」をそのまま質問リストとして使うと、金額の裏にある条件まで比べられます。

自作を考えるなら、作成ツールの無料プランで一度作ってみるのが近道です。手を動かすほど、自社でどこまでできるかがはっきりします。

依頼先ごとの具体的な費用感は、費用を専門に扱った関連記事で確かめてください。

相見積もりか無料お試し。今日はどちらか片方だけ、始めてみてください。

よくある質問

会社のホームページは、まず何ページから始めればよいですか?

トップ・会社概要・事業やサービス・お問い合わせの4ページから始めれば十分です。実績や採用情報は、運用しながら少しずつ足していく形で問題ありません。

ホームページを完全に無料で作ることはできますか?

作成ツールの無料プランで公開自体はできます。ただし独自ドメインの利用や広告の非表示は有料プランが前提のことが多く、本番の会社サイトなら有料プランを見込んでおくと安心です。

自作したホームページを、あとから制作会社に引き継いでもらえますか?

作り方しだいです。WordPressなど汎用的な仕組みで作っていれば引き継ぎやすい一方、特定の作成ツール内で完結したサイトは移せないことがあります。将来の外注も考えるなら、乗り換えのしやすさを先に確認しておきましょう。

公開までにどのくらいの期間を見ておけばよいですか?

作成ツールでの自作なら数日から数週間、制作会社への依頼なら2〜4か月ほどが目安です。原稿や写真の準備が遅れると期間が延びやすいので、余裕を持った日程を組むことをおすすめします。

ホームページは公開したら、そのままにしておいてよいですか?

そのままにすると情報が古くなり、かえって信頼を損なうことがあります。無料の解析ツールを入れて反応を確かめ、月に1回でもお知らせや実績を更新すると、検索からの流入も少しずつ育ちます。

参考文献・出典

本記事の数値は、政府統計と公式の公募要領で裏づけを取っています。

最終更新: 2026-07-18/引用データは主に令和7年通信利用動向調査(令和7年8月末時点)と、小規模事業者持続化補助金の公募要領にもとづきます。制作費用や制作期間の目安は、各社が公表する情報や一般的な事例をもとにした参考値です。

この記事を読んだ方におすすめ

ホームページの更新を外注したい方へ

できるだけ費用を抑えて自作したい会社の方へ

ホームページ制作の費用相場を知りたい方へ

制作会社への外注を具体的に検討している方へ

はじめて請求書を発行する個人事業主の方へ

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この記事を書いた人

Tomashiのアバター Tomashi 一人社長 小さな事業の編集長

自らも一人社長として事業を経営し、「一人でも稼げる」「一人でも成長できる」 を実践。
Webマーケティング、BtoB営業、事業戦略を駆使し、社員ゼロで売上を伸ばす経営スタイルを確立。

「一人だからこそ、強く・自由に・スマートに。」をテーマに、独立・経営・集客・時間管理・資金繰り など、一人社長に必要な実践的なノウハウを発信中。

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